「長距離でも引っ越しは自家用車でできるの?」
「荷物はどこまで積める?」
引っ越しシーズンになると、気になりますよね。
そして、できるだけ費用は抑えたいものです。
私も実際に、約730kmを軽自動車で走り、単身引っ越しをしました。父と交代で運転し、帰りは父が新幹線で戻るという形で、実質“片道引っ越し”です。
結論から言うと、軽自動車でも引っ越しは可能でした。
ただし、長距離の場合は想像以上に体力がきついです。
- 自家用車に実際どれくらいの荷物が積めたのか
- 自家用車引っ越しの安全性
- 移動にかかった時間と費用
- 自家用車引っ越しのメリット・デメリット
- 自家用車引っ越しに向いている人/向いていない人
筆者の実体験ベースで正直にまとめます。
「自家用車を引っ越し先に持っていきたいけど不安」
「手軽に安く済ませたいけど、後悔はしたくない」
そんな方の判断材料になればうれしいです。
自家用車で引っ越しは可能?結論
結論から言うと、軽自動車の自家用車でも引っ越しは可能です。
ただし、条件があります。
- 荷物は布団一式+段ボール3〜5箱程度
- 運転が得意または交代要員が確保できる
- 時間に余裕がある
- 体力がある
自家用車での長距離引っ越しは、安全性の面で大きなリスクを伴います。
最低限の安全性確保のためにも、上記のような荷物量制限、時間・人員などゆとりの確保が欠かせないでしょう。
軽自動車に積める引っ越し荷物の量【実体験】
自家用車でも単身引っ越しは可能ですが、安全面と積載量には明確な限界があります。
特に軽自動車の自家用車引っ越しでは、「何を積むか」よりも「何を積まないか」の判断が重要でした。
荷物の積載量の実際と安全性
実際に私が軽自動車に積載した荷物量は以下の通りです。
- 布団一式
- スーツケース1つ分
- 入れ物1つ分(100㎝サイズ)
- 段ボール約2箱分(120㎝サイズ)程度
スーツケースや洗濯籠などにも荷物を入れ、後部座席を倒して詰め込みました。
荷物は車内天井まで30-40㎝程度は余裕がありましたが、いざ出発すると、ルームミラーの視界が荷物でほとんど遮られてしまいました。
左右のサイドミラーも活用し後方確認はできたものの、神奈川から広島まで約700〜800kmの長距離運転だったため、正直かなり不安でした。
ルームミラーで後方が確認できなくても道路交通法上の違反にはあたりませんが、安全のためには広い視野を確保したほうがよいでしょう。
引っ越し時に自家用車で持参した荷物一覧
私が実際に積載した荷物の具体例を以下に示します。
- カーテン
- 布団一式
- 小型テレビ
- スーツケース(衣類)
- 本、教科書
- 調理器具一式
- 生活必需品(洗面用品、ドライヤー、化粧品など)
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電はもちろん、棚・ベッドフレーム・机などの家具は現地で調達する前提でした。
布団一式は現地での生活費削減のため持参したのですが、マットレスが想像以上に嵩張りました。
また、本や教科書は重量があったので、事前に宅急便等で送っておくべきでした。
到着直後に「あって助かったもの」
到着直後に「あってよかった」と感じたのは以下3つです。
- カーテン
- 布団一式
- 小型テレビ
人目を避けるためのカーテンは必須でした。
また、到着初日は想像以上に疲れるため、すぐ横になれる布団や見慣れたTV番組の存在は大きかったです。
ヨガマット等でも意外と寝れるので、嵩張るマットレスの代わりに持って行ってもよいかもしれません。
現地で調達した家具・家電
以下商品は現地で調達しました。
意外と多く、すべて揃えるのに1週間ほどかかりました。
- 冷蔵庫/洗濯機/電子レンジ(神奈川で購入、現地店舗から配送)
- 炊飯器
- 棚類
- 机
- ベッドフレーム
- 自転車
- 物干しざお
- うがい用コップ
- 客用布団一式
冷蔵庫・洗濯機・電子レンジは事前購入し、日時指定で配送してもらいました。
その他のものは、引っ越し先の家具量販店やリサイクルショップで手に入れることができました。
自家用車引っ越しで持っていけばよかったもの
意外な盲点が「ハンドソープ」です。
到着後すぐに手を洗いたかったのですが、水洗いしかできず不便でした。
引っ越し当日は想像以上に手が汚れるため、除菌シートやハンドソープは車内に置いておくことをおすすめします。
自家用車で引っ越しした場合の費用【730km実例】
引っ越し時の荷物の運搬方法としては、主に3つの方法があります。
①自分で運転して運ぶ
②陸送(車運送)サービス利用
③引っ越し業者サービス利用+オプションで車輸送
各費用を比較してみましょう。
軽自動車(自家用車)引っ越しにかかった移動費用の概算
実際に私が約730kmを軽自動車で移動した際の費用は以下の通りです。
- 走行距離:約730km
- 所要時間:約12時間(19:00出発→翌7:00到着)
- ガソリン代:約7000円
- 高速料金:約9500円(深夜割引含む)
- 父の新幹線代:約17,000円
▶ 合計:約33500円
2-3時間に20-30分程度休息し、交替で運転しながら移動しました。
主に深夜に移動したので、交通渋滞もなく、ETCの深夜割引が適用されたのはよかったです。
引っ越し業者を利用した場合との比較
引越業者を利用して自家用車や荷物を運送する場合は、高額となりますが、安全で余計な手間が省けます。
3月の繁忙期に800キロ程度の長距離を移動する条件で比較表を作成しました。
| 比較項目 | 自分で運転(2024年3月時点) | 陸送(車運送サービス) | 引っ越し業者、オプションで車輸送 |
| 費用(移動費) | 約33500円 | 90,000円〜270,000円程度。現地への交通費が発生する。 | 90,000円〜140,000円程度。別で陸送会社料金と仲介手数料が追加される。 |
| 所要時間 | 約12時間 | 4日〜10日程度 | 3〜5日程度 |
| 体力、負担 | 最大 | 少ない | ほぼ無し |
| 安全性 | 低 | 高 | 高 |
※参考:車陸送.com「 陸送コラム」、引っ越し見積り比較サイト SUUMO・大阪ガス「引越やること」
今回、自家用車での引っ越しは費用面では節約になりました。
しかし正直なところ、とても大変でした。
実際に自家用車で引っ越ししてみて感じたデメリットは次の通りです。
- 約12時間の長距離運転による疲労感
- 残りのガソリンを気にしながらの走行
- 荷物積みすぎによる視界の不安

早めに複数社の見積もりを取り、比較してから決めるべきでした
値段だけを判断材料にすると後悔するかもしれません。
自家用車で引っ越しするメリット
自家用車で引っ越しをするメリットは以下4つです。
- 費用を抑えられる
- 業者を探す手間が省ける
- 自分のペースで進められる
- 思い出にはなる
比較表にもあるように、2-4月の繁忙期は引っ越しや陸送サービスは高値となりやすく、日程調整も難しい状態です。
自家用車を運転していけば、費用や日程調整のストレスは解消されます。
また、遠距離を少しずつ走行することで、見たことの無い景色や場所との出会いもあり、かけがえのない思い出にもなるでしょう。
自家用車で引っ越しするデメリット
引っ越しを自家用車で行うデメリットは以下6つです。
- 事故リスクがある(長距離による疲労、天候、渋滞)
- 体力消耗が激しい
- 協力者が必要
- 大型家具は結局運べない
自家用車を長距離、さらに荷物を載せながら運転することには、事故のリスクが伴います。
さらに、引っ越し時期によっては道路渋滞や雨天などの悪条件の中で運転する可能性もあり、大きな体力消耗が懸念されます。
また、私のように運転に自信がない人にとって、一人で長距離を運転するのは大きな恐怖心が伴います。協力者が得られるとは限りません。
荷物に関しても、大型家具は諦めが必要です。
自家用車引っ越しが向いている人/向いていない人
以上の体験を基に、自家用車での引っ越しが向いている人と向いていない人の条件をまとめました。
- 近〜中距離(100〜300km程度)
- 荷物がかなり少ない
- 運転に慣れている
- 時間に余裕がある
事故のリスクを抑えるため、走行距離や積載する荷物量の少なさ、運転技術があれば、自家用車での引っ越しは節約にもなり、快適でしょう。
時間に余裕があれば、無理のないスケジュールでドライブを楽しむことができます。
- 500km以上の長距離移動
- 運転が苦手
- 交代要員が確保できず、一人で運転する
- 仕事開始が迫っている
- 大型家具あり
運転が苦手な人が、引っ越しのために自家用車で長距離を一人で移動するのは、心身共に負荷が高く危険です。
渋滞など道路交通状況によっては、疲労が倍以上にもなるでしょう。
自宅から引っ越し先へ持って行きたい荷物が多い場合や、大型家具を持って行きたい場合は、業者に頼んだ方がよいでしょう。
結論:費用だけでなく“労力”も含めて比較すべき
軽自動車での自家用車引っ越しは可能で、節約にもなりました。
ただし、以下要件を踏まえて総合的に判断する必要があります。
✔ 移動距離
✔ 運転の負担
✔ 安全性
✔ 心身の負担
私は自家用車で引っ越ししましたが、疲労感と安全性を考えると、人にはお勧めしません。
もし「見積が10万円程度」だったなら業者を選んでいたと思います。

長距離12時間運転の負担は、それ以上でした。
最近は無料で複数社の料金比較ができるサービスもあるため、まずは相場を把握した上で、判断するのがおすすめです。
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