配属などをきっかけに、都心から地方で暮らすことになった方もいるのではないでしょうか。
筆者は仕事の配属ではありませんが、事情があり、地方で2年間一人暮らしをしていました。
知らない土地で、知り合いもいない中での生活は想像以上に孤独でした。
また、都会での暮らしとの違いに戸惑い、「なんだか毎日しんどい」と感じることも少なくありませんでした。
今回は自身の体験をもとに、
- 地方生活で病みやすい理由
- 実際に感じたつらさ
- 反対に、地方生活で気持ちが楽になったこと
について紹介します。
記事の最後では、地方生活がつらいと感じた時の考え方や乗り越え方についてもまとめています。
「これから地方で暮らす予定があって不安」「すでに孤独を感じている」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
地方配属で病みやすいと言われる理由
地方配属で「病みそう」「孤独でつらい」と感じる人は少なくありません。
その理由の一つは、都会と地方では生活環境や人との距離感が大きく異なるためです。
筆者も地方へ行く前は、
「同じ日本だし、そこまで変わらないだろう」
と思っていました。
しかし、実際に生活してみると、想像以上にギャップがあり、慣れるまでは強いストレスを感じました。
ここからは、筆者が実際に地方暮らしで戸惑ったことを紹介します。
人間関係の距離感に戸惑う
地方は、都会よりも人間関係が密接な傾向があります。
地元で長く暮らしている方が多いためか、職場でもプライベートな話題が自然と出る場面が多くありました。
都会では「適度な距離感」を保つ雰囲気がありますが、地方では「親しくなること」を重視する文化を感じることがあります。
そのため、地方配属直後は、
- 出身地
- 家族構成
- 恋人の有無
- 休日の過ごし方
などを聞かれ、戸惑う方もいるかもしれません。
ある程度プライベートを共有しないと、少し距離を感じる場面もありました。
また、自分以外はすでに人間関係ができあがっていることも多く、疎外感を抱きやすい点も、地方配属で病みやすい理由の一つだと思います。
休日に孤独を感じやすい
地方配属で特につらかったのが、休日の孤独感でした。
知り合いがいない土地では、一緒に出かける相手もおらず、休日を一人で過ごす時間が増えます。
一人時間に慣れていない方は、特に孤独を感じやすいかもしれません。
また、土地勘がないうちは、
- どこへ遊びに行けばいいのか
- どこで買い物をするのか
- どこならリフレッシュできるのか
も分からず、充実した休日を過ごしにくいです。
都会のように「とりあえず駅前へ行けば何とかなる」という感覚が通用しない点に、ギャップを感じました。
交通アクセスの変化に疲れる
地方では、公共交通機関が都会ほど発達していない地域も多いです。
都会では当たり前だった、
- 電車やバスだけで移動できる
- 時刻表を見なくてもすぐ電車が来る
- 夜遅くまで交通機関が動いている
という生活が、大きく変わる場合があります。
地方では車移動が中心になることも多く、運転に慣れていない方は大きなストレスを感じるかもしれません。
また、
「終電を逃しても何とかなる」
という安心感がなくなり、行動範囲が狭く感じることもありました。
夜の静けさが怖い

地方の夜は、想像以上に静かで暗いです。
地域差はありますが、街灯が少なく、夜になると歩行者がほとんどいない場所もあります。
筆者自身、引っ越し直後は夜の静けさに慣れず、怖くて外へ出られませんでした。
都会の「常に人の気配がある環境」に慣れていると、地方の静けさが逆に不安や孤独感につながることがあります。
特に地方配属直後は、環境の変化によるストレスも重なり、「病みそう」と感じやすい時期かもしれません。
逆に、地方暮らしで楽になったこともあった
ここまで地方暮らしの大変さや孤独感についてお伝えしてきました。
しかし、生活に慣れてくると、地方だからこそ感じられる良さもたくさんありました。
筆者は仕事の配属ではありませんが、実際に地方で2年間一人暮らしをした中で、少しずつ地方生活を楽しめるようになっていきました。
ここからは、実際に地方暮らしをして感じた「良かったこと」を紹介します。
一人時間を楽しめるようになった
地方生活を通して、一人で過ごす時間を楽しめるようになったことは、長い目で見ると大きな財産でした。
最初は孤独感が強く、
「休日にやることがない」
「誰とも話さず1日が終わる」
と虚しく感じる日もありました。
しかし次第に、
- 行動範囲が広がった
- できることが増えた
- 自分のペースで過ごす心地よさを知った
ことで、一人の休日を前向きに楽しめるようになりました。
「次の休みはどこへ行こう」と考える時間が楽しみになったのは、自分でも意外な変化でした。
また、友人が遊びに来てくれた時には観光案内もでき、新しい形で交流が広がったことも嬉しかったです。
人目を気にせずリラックスできた
地方暮らしでは、都会ほど人目を気にせず過ごせる気楽さがありました。
休日にラフな格好で外出しても浮きにくく、肩の力を抜いて生活できたのです。
また、車移動が中心の地域では、職場でも比較的カジュアルな服装の方が多く、「ちゃんと見せなきゃ」というプレッシャーを感じにくい場面もありました。
都会にいた頃は、無意識に周囲の視線や雰囲気に気を張っていたのだと、地方へ行ってから気づきました。
自分にとって心地よいペースで生活できることは、地方暮らしの大きなメリットだと思います。
自然の中で遊ぶ楽しさを思い出せた

地方生活では、自然がとても身近にあります。
都会では、
- 綺麗な海
- 季節の花
- ハイキングできる山
などは、「旅行で行く特別な場所」でした。
しかし地方では、少し車を走らせるだけで絶景に出会えることも珍しくありません。
筆者自身、地方で暮らしたことで、
「自然の中で身体を動かすだけでも気分転換になる」
という感覚を久しぶりに思い出しました。
都会では気づきにくい自然の豊かさを日常として感じられるのは、地方暮らしならではの魅力だと思います。
地方配属でつらい時に意識したいこと
地方配属や地方暮らしでは、孤独や環境の違いから「しんどい」と感じることもあります。
特に引っ越し直後は、慣れない環境や人間関係の変化で、精神的に疲れやすい時期です。
ここからは、筆者自身の経験をもとに、地方生活がつらい時に意識して良かったことを紹介します。
最初から「好きになろう」としなくていい
今まで住んでいた場所との違いに戸惑うのは、自然なことです。
そのため、
「せっかく住むなら好きにならなきゃ」
「職場の人と早く打ち解けなきゃ」
と無理をしすぎると、かえって疲れてしまいます。
筆者自身、最初から地方生活を好きになろうとはせず、
「都会とは違う文化を知っている途中」
くらいの感覚で過ごしていました。
少し距離を置いて俯瞰してみることで、「合わないかも」と感じる場面があっても、必要以上に深刻に悩みにくくなります。
都会と比べすぎない
地方暮らしでは、都会との違いにストレスを感じる場面もあります。
例えば、
- 夜遅くまで電車がない
- 車がないと移動しにくい
- 虫が多い
- 店が早く閉まる
など、不便さを感じることもあるでしょう。
もちろん違いを楽しむ視点は大切ですが、都会の便利さと地方の不便さばかりを比べ続けると、気持ちが苦しくなってしまいます。
逆に、
- 自然が近い
- 人混みが少ない
- 静かに過ごせる
など、今住んでいる場所ならではの良さに目を向けることも大切だと思います。
小さな楽しみを見つける

地方暮らしを続ける中で、「自分なりの楽しみ」を見つけることはとても大切でした。
地方には都会とは違った楽しみ方があります。
例えば、
- 落ち着いたカフェ巡り
- 道の駅めぐり
- 温泉
- ドライブ
- 景色の良い場所を探すこと
などです。
最初は退屈に感じていても、少しずつお気に入りの場所が増えていくと、休日の過ごし方も変わっていきます。
「今いる場所だからこそできること」を探してみると、地方生活が少し楽になるかもしれません。
☛地方生活の楽しみ方についてはこちらも参考になります。
地方移住したら休日なにするの?都会育ちの一人暮らし女性が感じたリアル
まとめ
地方配属や地方暮らしで孤独を感じるのは、決して珍しいことではありません。
都会とは生活環境や人間関係の距離感が大きく異なるため、慣れるまでは「つらい」「病みそう」と感じる方も多いと思います。
実際に筆者も、知らない土地での一人暮らしや、都会との違いに戸惑い、孤独を感じることがありました。
特に、
- 知り合いがいない環境
- 休日を一人で過ごす時間
- 交通アクセスの不便さ
- 夜の静けさ
などは、住んでみて初めて分かるギャップでした。
一方で、地方生活を通して、
- 一人時間を楽しめるようになった
- 人目を気にせず過ごせるようになった
- 自然の豊かさを身近に感じられた
など、都会では得られなかった経験もたくさんありました。
地方暮らしは、最初から無理に好きになろうとしなくても大丈夫です。
「今は新しい環境に慣れている途中」
くらいの気持ちで、自分のペースで生活していけばよいのだと思います。
もし今、地方配属や地方暮らしがつらいと感じているなら、まずは小さな楽しみを見つけながら、少しずつ今の環境に慣れていってくださいね。

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